心を燃やす祈りの炎 – 日光山輪王寺の護摩祈祷体験と大光坊の特別な朝食プラン

四季折々の美しい自然に囲まれた日光山輪王寺は、特に秋の紅葉シーズンには、色とりどりの葉が境内を彩り、訪れる人々の心を癒します。静寂の中で響く護摩の炎は、まるで心の奥深くにある願いを燃やし尽くすかのようです。


日光山輪王寺の護摩祈祷は、家内安全や商売繁昌を願う多くの参拝者にとって、心の拠り所となっています。火炎の中で揺らめく不動明王の姿は、見る者に強い印象を与え、心の平安をもたらしてくれます。毎日行われるこの儀式は、誰でも参加できるため、観光客も地元の人々も共に祈りを捧げることができますが、今回は特別なプランとして、専門ガイドにより歴史的背景も含め詳しい説明があり、普段立ち入ることができない特別な場所でご拝観頂けます。護摩祈祷後、朝のお勤めをご体験頂き、その後特別にアレンジされた日光の伝統的な精進料理をご賞味頂きます。

モーニングタイムツアー

7:15   日光山 総本堂 三仏堂(さんぶつどう)に集合
7:30   大護摩堂にて護摩祈祷 見学
8:00   三仏堂内朝のおつとめ見学
9:00  大光坊にて朝食
10:00  解散

大護摩堂にて護摩祈祷 見学

「護摩」とは、護摩壇で護摩木を燃やしながら祈禱する天台密教における修法のひとつです。

お堂には、ご本尊「五大明王」を中心に、七福神や十二天など30躰の仏さまや祖師像が祀られています。

朝のおつとめ

日光山輪王寺は、朝のおつとめ特別見学を通じて、訪れる方々にその歴史と文化を体験していただく機会を提供しています。輪王寺の本堂は、日光山随一の大きさを誇り、東日本では最も大きな木造建物として知られています。平安時代に創建されたこのお堂は、数少ない天台密教形式の建物で、現在の構造は1645年に徳川家光公によって建て替えられたものです。

特別見学では、三仏堂の前に植えられた推定樹齢500年の天然記念物「金剛桜」を眺めながら、三仏堂の内陣を見学することができます。内陣には、日光三所権現本地仏である千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三体の大仏(高さ7.5メートル)と、東照三所権現本地仏である薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来の掛仏が祀られています。

大光坊にて朝食


輪王寺に伝わる精進料理をベースに、四季折々、旬の食材を使って季節感を感じる料理を提供しています。今回は伝統と外国人を意識した特別アレンジメニューをご提供します。

日光山輪王寺での護摩祈祷体験は、ただの観光ではなく、心の中の願いを形にする貴重な時間です。ぜひ、訪れてみてください。

日光山の護摩堂における祈願の意義と歴史

護摩堂は、日光山に位置する特別なお堂であり、平安時代から続く伝統的な修法を行う場として知られています。このお堂では、五大明王を本尊として、毎日5座の護摩祈願が執り行われています。五大明王は密教における重要な存在であり、それぞれが異なる役割を持つ神々です。

護摩堂では、これらの明王の加護を受けることで、参拝者は自身の煩悩や厄難、災難を焼き払い、心身ともに清められることを願います。
護摩とは、密教の修法であり、その歴史は1200年以上にわたります。この儀式では、焚かれた薪や香を使って火を起こし、その炎に向かって祈りを捧げます。火は浄化の象徴とされており、その力によって参拝者の心の中にある悪しきものが焼き払われると信じられています。

また、この儀式は単なる個人の祈願だけでなく、地域や社会全体の安寧も願う重要な行事とされています。護摩堂で行われる祈願には、多岐にわたる現世利益が含まれています。厄除けや星除けはもちろんのこと、家内安全や商売繁昌など、多くの人々が求める具体的な利益がこの場で祈念されます。特に商売繁昌に関しては、多くの地元企業や店舗が訪れ、自らの繁栄を願うために護摩祈願を依頼します。このような背景からも、護摩堂は地域経済においても重要な役割を果たしていることがわかります。また、護摩堂では参加者自身が火を焚くことで、自らの煩悩や悩みを直接炎に託すことができるため、多く
の参拝者が感情的なつながりを感じることができます。このような体験は、自分自身と向き合う貴重な機会となり、多くの場合、心の平安や解放感へとつながります。こうした深い精神的体験こそが、護摩堂への訪問者を惹きつける要因となっているのでしょう。

旅行代金

旅行代金 12,000円

含まれるもの
体験費用、朝食代金、通訳ガイド代金、御札代金

開催日程

11/15(金)、11/16(土)、11/22(金)、11/29(金)、11/30(土)、12/6(金)、12/7(土)、12/13(金)、1/24(金)

アクセス

 公共交通機関でのアクセス
JR日光線「日光駅」/東武日光線「東武日光駅」から世界遺産めぐりバス乗車約5分、「勝道上人像前」バス停下車、徒歩約2分、または「神橋」バス停下車、徒歩約8分
※バスの運行ルートが変更になる場合があります。

 車でのアクセス
日光ICから約10分

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